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夏目漱石の妻 1話あらすじと感想「夢見る夫婦」

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出典:NHK公式サイトより

夏目漱石の妻 1話あらすじと感想「夢見る夫婦」

夏目漱石の妻 1話「夢見る夫婦」あらすじ

父と話す中根鏡子(尾野真千子)
父中根重一(舘ひろし)は鏡子にお見合いを進める、相手は夏目金之助(長谷川博己)

今は松山にいる29才の中学教師だが呼んでお見合いをしてみてはどうかと言う。

鏡子は子供の頃から占いが好きで今回のお見合いのことも占ってみたがその占いが当たったかどうかは今のところわからない。

しばらくして明治28年の暮れ、見合いが行われる。
金之助はひとりでやってきた。
見合いの席で俳句を披露するがその俳句に鏡子は爆笑した。

そして、3日後の明治29年元日。
人力車で鏡子と金之助はすれ違うも金之助は無視ww

そのことがきっかけで鏡子は金之助と結婚することに決めた。
「あの方のお嫁に行こう」って。

金之助と鏡子の縁談はすぐに決まった。
そして、中根家のカルタ会には金之助も参加したが鏡子は1枚も取らせなかった(笑)

金之助は友人の正岡子規(加藤虎ノ介)に鏡子のあっけらかんとしたところが気に入ったと話す。

結婚が決まり松山から東京に戻りたいと願った金之助だったが仕事はうまく行かず、結局は熊本に行くこととなった。
鏡子も東京を離れ熊本に嫁ぐことに。

母をはじめ周囲は鏡子が熊本行きを決めたことを不思議に思うが父の重一だけは夏目は間違いのない男だからどこにでもついて行けばいいという。
それでも結婚式だけは東京で上げたかったと残念な思いだった。
夏目は東京の出身だったが結婚式は熊本の夏目の家で執り行われることになった。
電車で向かう途中、今なら引き返せるとも言ったが「このひとがいいと決めたんです、私迷いませんから」と決意を伝える。
婚礼の儀式は晩酌人も客もなく当時としても珍しい式だったという。

そして2人の結婚生活が始まるが金之助から最初に言われたことは2つ
一つはお金のこと毎月の予算を告げられる。
そしてもう一つはあ「僕は学者なのだから勉強をしなくてはならない、君にかまっている暇はない」というもの。
さすがに2つめの言葉には鏡子も驚いた。

翌朝、鏡子が目を覚ますと金之助の姿はなかった。
すでに時間は10時(笑)

お手伝いのオタカに「3度も声をかけた」と嫌味を言われたが「明日は私がやる」とやる気をだした。
しかし、翌日も寝坊....
出かける間際の金之助に「たくさん寝ないと頭が痛くなるのです」と言い訳をするとそれなら早く寝ればいいと言われる。
鏡子はその言葉に思いついたように庭先の墓が気になって眠れないのだと更に言い訳を続ける。

金之助は少し考えてから「それなら引越をしよう」
「そうすれば君の寝坊が治るのだろ?」と言われ結局引越をすることに。

引越先は家賃も少し高くなり部屋も多くなったが金之助はここにするという。
そして、同僚の長谷川(野間口徹)を下宿人としてタダで住まわせるという。

夏目家の家計は厳しい、金之助は案じていないが鏡子もお手伝いのおタカさんも下宿人は歓迎できない状況。

鏡子は長谷川に盛大に酒盛りをして「タダなのは申し訳ない、金を払わせてくれ」と言わせる。
何としても金は受け取れないという金之助に長谷川もそれならここにはいられないと言い出すが以前は7円払っていたという長谷川に鏡子が「5円ではどうか?」と持ちかけると長谷川は喜んだ。

程なく金之助が大きな声で鏡子を呼びつける。
長谷川のとっくりの中にはえが落ちていたのだ。
そのことで鏡子とおタカさんは土下座をして詫びる。

その夜、金之助はおタカさんをそろそろ東京に帰してはどうかと持ちかける。
おタカさんは元々鏡子の実家の中根家のお手伝いさん、鏡子が物心ついたときから一緒にいた。
金之助はそんな鏡子がうらやましいと言った。

金之助は東京に仕送りはしているが「あんなのは家族ではない」と言った。

そして、鏡子は金之助に俳句を教えて欲しいと言い、金之助が教えようとするがなかなか難しい。

結局、おタカさんは1ヶ月後に東京へ帰ることとなった。

そんな時、学生達が夏目家に押しかける。
鏡子はてんてこまいだが金之助になじられると「やります」と半ばやけくそで作業を続ける。


金之助の父が亡くなった。
金之助と鏡子は東京に向かう。

金之助は父のことを振り返るが養子に出されたりしたことを思い出し、父からは全く愛情を受けていなかったことを話し、「夏目家に僕の居場所はない」と言った。

その電車の長旅で鏡子は流産をした。
妊娠したことに気が付かず無理をしたせいだろう。


中根家は夏には鎌倉の別荘で1ヶ月ほど過ごすのが習わしとなっていた。
鏡子も金之助も一緒にすごした。
鏡子もすっかり元気になったが1ヶ月ほどは実家に住むことになった。

重一は金之助も東京に来られればいいのにと言うがなかなか東京での職がない。
重一は金之助を帝大の教授にしたいのだがなかなかうまくいかない。


鏡子が久しぶりに熊本に戻ると先月からここに住んでいるという俣野(松尾諭)という書生 がいた。
そこで鏡子が好きだという小説家の女性が実は金之助とは恋仲だったと聞く。


それからも鏡子は何かにいらだっていた。
そのことを金之助に指摘される。
そして、流産のことも仕方なかったと言われるがそのことは鏡子にとってはショックな言葉だった。

それから鏡子は落ち込んだような様子で毎日をすごしていた。
そして明治31年の正月は鏡子は1人の正月を迎えた。
1人とは言っても家には書生達がおり、正月はカルタに興じていた。

夏頃には金之助は高校の仕事が忙しくなったと家に戻らないことも多くなった。
そのたびに鏡子は家でひとりで留守番をしていた。


ひとりで寂しくなった鏡子は学校に行き金之助の姿を見つけて手を振った。
しかし、金之助は鏡子の姿を見ても無視して立ち去ってしまった。
降り出した雨が鏡子を打った。

どしゃぶりのなか家に戻る鏡子の足取りは重かった。
そして、帰路の途中にある川にかかる橋の上から身を投げた。

川に居合わせた釣り船の人が鏡子を助け一命は取り留めた。
鏡子は床で金之助に謝る。
しかし、謝るのは自分の方だと学校での行動やふとしたときに「ありがとう」と言えないことを謝った。
そして「自分の家族が欲しい」と言った。
鏡子が流産したことで自分は「家族に縁がない人間なのだ」と思ったという。

鏡子が中根家で養生している間に熊本に1人で帰ってきてつくずく1人なのだと思い知ったという。
金之助は幼少の頃の話を始める。
家族から捨てられ、人や家族が信じられなくなっていたこと。

それでも自分には「ひとりで寂しくて学校まで顔を見てくれるひと(鏡子)がいるんだと気がついた。」
「もう少しでそんな大切な人を失うところだった」と。

鏡子は婚前の鏡の占いの話をする。
「お見合いする人(金之助)には夢がある。その夢をひとつずつ叶えていく人だ、一緒にいると幸せの雲に乗れる。」
「だからその雲にのってみよう」「だから川になんか入っちゃいけなかったの」

そう告白する鏡子に金之助は「おばかだね」と笑いながらいった。
鏡子もうなずいた。

そして、ひとつだけでいいから金之助の夢を教えて欲しいと尋ねる。

金之助は少し考えると「作家になりたい」「小説家になりたい」「ただの夢だがね」と言った。

ふたりは手を繋ぎながら床についた。


金之助の小説家になるという夢は簡単なことではなかった。
この2年後、金之助は英語研究のためイギリスに留学することになる。
そのことはふたりの大きな試練となる。

夏目漱石の妻 1話「夢見る夫婦」の感想

やっぱり尾野真千子さんはこういうざっくばらんな奥さん役は似合いますねー。
それでも金之助のことを支え続けるひたむきな姿は本当に素敵だなと思います。

2話の予告ではまたまた金之助と鏡子は大げんかをするみたいですが。

一方、長谷川博己さんは「デート〜恋とはどんなものかしら〜」で見せたような偏屈な役が似合います(笑)

それでも今回の終盤に語られた家族の愛を知らない夏目金之助の話は涙を誘いました。

それから忘れてはいけないのがナレーションの黒島結菜さん。
鏡子のいとこ山田房子役でナレーションも担当です。

時をかける少女での主演が記憶に新しいのですが最近はドラマのなかでの存在感を増してきています。
「アオイホノオ」の津田ヒロミ役はよかった。