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ドラマのネタバレ記事が多めです。

夏目漱石の妻 最終回(4話)のあらすじと感想「たたかう夫婦」

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出典:NHK公式サイトより

夏目漱石の妻 最終回(4話)のあらすじと感想「たたかう夫婦」

夏目漱石の妻 最終回(4話)「たたかう夫婦」あらすじ

以前、金之助(長谷川博己)の元を訪ねてきた足尾銅山の元坑夫の荒井という男(満島真之介)
その後、しばらく姿を見ていなかったが夏目家で家事を手伝っている鏡子(尾野真千子)のいとこ山田房子(黒島結菜)が町で買い物をしているときに再開する。
荒井は社会主義者達の行進の列の中にいた。

荒井は房子の姿を見つけると「逃げるんだ」と手を引いた。

夏目家では鏡子が「房子が帰らない」と気になっている。


荒井は房子に今の世の名を変えた方が良いと考えている。

そして、房子は荒井を連れて夏目家に戻る。

鏡子は何やら荒井に対して良い気持ちを持っていない様子。

数日後、しばらく家を空けていた金之助が戻ると大事に飼っていた文鳥が死んでいた。
そのことで金之助は鏡子のことを責め立てるが鏡子もそれどころではない。
そもそも自分で責任を持って飼うと約束した文鳥だった、留守の間の世話を頼まれたのは鏡子ではなかったが金之助は鏡子の頬を殴った。

鏡子は金之助に手を上げられたことでショックを受けている。

そんな時に朝日新聞から電報が入る。
あと2週間後の年始から新聞での連載ができないかという打診だ。
しかし、そんな急には書けないというが「足尾銅山の話があるじゃありませんか」と鏡子のアイデア。

荒井は金之助の小説「坑夫」の文章に間違いがないかと確認するということで毎日のように夏目家に来ていた。

荒井は日を追うごとに図々しくなっていた。
金之助がいない間に勝手に書きかけの原稿を読む始末。


そんな時、金之助との間柄が疑われる女流作家の「大塚楠緒子(壇蜜)」が訪れる。
大塚は金之助の推薦を受け朝日新聞の連載を始めるという。
その話を聞き鏡子は憤る。


もう一人、鏡子が気になっている荒井は房子や金之助の書生達から借金をしていたが最近は姿を見ない。
荒井はおでん屋を始めると言っていたが鏡子と房子がおでん屋を探しに行くが結局おでん屋はなかった。


ある日、荒井が警察に捕まり身元を最後まで言わなかった荒井は夏目家に引き取られた。
房子は貸した金のことを聞くが荒井は飲み食いで使ってしまったと告白した。

本当はおでん屋を始めるはずだったがダメだった。
いつも中途半端な自分が嫌だといった。
そして、そんな自分になったのは父のせいだと言った。

金之助は荒井の父に似ているという。

家族に興味がなく、金儲けをすることしか考えていない。
金之助のことも父と重ねていた。
そして、夏目家は壊れていると言った。

荒井は金之助に鏡子のことを愛しているのかと尋ねるが金之助は答えない。
鏡子もその席では「この人にそんなことを聞いてもムダです。小説のことしか頭にありませんから」と言った。

そして、荒井は金之助を問い詰めるが最後にはこれ以上は話し合いにならないと席を立つ。
そして鏡子に荒井へ金を渡してもう来ないように言えという。

鏡子は別のことが気になっていた。
本当に自分は愛されているのだろうかということ。
そのことを金之助に尋ねるがやはり好きだとか愛しているとかは言わなかった。


荒井は持っている金を房子に返す。
そして残りのお金は働いて返すという。

荒井は結局どこにいっても中途半端、縁を切ろうと思っていた父のもとに帰ることにしたという。

その後、荒井から房子の元にお金が送られてきたという。


秋にはあの「猫」が死んだ。
そして数年後、金之助は胃痛が進み入院する。
重い胃潰瘍だった。
入院している金之助の元に鏡子は娘達を連れて行くが娘達はひと言もしゃべらずに帰った。

金之助は退院したら伊豆の修善寺で療養するという。
そこに鏡子も行くと言うが金之助は「来るな」という。

しかし、金之助の容態は悪く、重体を知らせる電報が届く。
鏡子は修善寺に向かう電車の中で金之助とのことを思い出していた。
療養所に着くと思ったよりも体調が悪そうな金之助。
しかし、鏡子が来てからは体調も少しずつ良くなってきていた。
一時は医者もさじを投げかけたがそばにいる鏡子の力もあり、金之助は退院。
体調も再び良くなった。

あれ以来、金之助の出張にも鏡子がついて行くようになった。

今回の金之助の出張先は長野。

鏡子は金之助に尋ねる。
「坊ちゃん」に出てくるキヨは実は私のことだと思ったという。
そしてそのキヨは坊ちゃんの理想の女性。

「だからキヨさんは私だって言うのか?」
そう言うと「君はどこまでも君だね」と続ける。
そして「そういうことにしておこう」
「キヨさんは君だ」

ふたりは長野の山を眺めながら平穏な時間をすごした。

そして、このあと金之助は数々の名作を世に送り出すことになる。

夏目漱石の妻 最終回(4話)「たたかう夫婦」感想

金之助は鏡子に「君はどこまでも君だな」と言いましたが結局、どこまでも金之助は金之助でしたね。

この物語をみて金之助は変わり者だなーという印象を受けますが変わり者というか不器用な部分もあるんだろうなーと思います。
その気持ちは長谷川博己さんのふとした表情で表現されていたように思います。

まあ、あとは今回も良い意味で「尾野真千子劇場」だったのでおかしく見ることができましたね。